旬のアスパラガスを食べる
アスパラガスは日本全国で収穫される野菜で、ユリ科、アスパラガス属に分類され、難しい和名では別名「松葉土当帰(マツバウド)」とも呼ばれます。
日本へは18世紀後半に、長崎へオランダから観賞用として伝えられたのが始まりで、食用としては、缶詰でホワイト・アスパラガスで普及しましたが、今では缶詰よりグリーン・アスパラガスが主力となっています。
【アスパラ豆知識】
・私たちが、食べるのは春になって出てきた萌芽(ほうが)の若い茎の部分です
・地面の温度が15℃以上になると、どんどん伸びます
(状態が良ければ、1日 1.5~2cmは伸びるそうです)
・グリーン・アスパラに日光を当てなければホワイト・アスパラ
(ビニール・ハウスに日光が入らないように黒いシートをかぶせたり、
日光があたらないように土をどんどん上にかぶせたりホワイトの栽培は大変です)
生でサラダに。茹でる。保存する。
春になって各地のアスパラガスを見かけるようになりました。北海道のアスパラガスも収穫がはじまって、今年のアスパラが届きました。
たくさん届いたアスパラは・・
①塩水でさっと軽くゆでる
②冷水でアスパラの粗熱をとります(色が茶色くならないように)
③常温まで冷ましたゆで汁と粗熱を
とったアスパラを一緒にタッパーに入れて冷蔵庫で保管する。
生で冷蔵庫に入れておくと萎びて(しなびて)きたり、冷凍すると色が悪くなったりしますが、ゆで汁と一緒に冷蔵庫に入れておくと色も良く好きな時にすぐ食べることができます。
これはアスパラの本場、北海道は札幌のレストランで腕をふるうシェフから教わりました。
2020年5月 ライターM.M