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青森県の帆立の養殖、収穫から加工まで

当社はJAグループなので、本来青森県と言えば「りんご」なのですが、食品全般を取りあつかっているため魚なども各地の漁連さん、メーカーさんとも取引をしています。今回は最近取り扱いも増えて、大変お世話になっている青森県漁連さんの「ホタテ」を海のまで行って養殖から加工まで取材してきましたのでご紹介します。青森県の「ホタテ」はプリプリしていて、旨味・甘みとも濃厚ですよ。

ライター H.O

覚悟はしていましたが、思ったより海はきつかった

 

1分程度ですが、取材の動画をまとめてみました。

かなり揺れながらの撮影だったので、画面がぶれてしまっています。ぜひとも雰囲気を味わってください。

20分ぐらい船を走らせているのですが、思ったより波がきつく、撮影も大変でした。船をとめてもゆらゆらは結構きつかったのに、漁師さんは平気で作業を続けられるのはさすがです。

取材では、青森県漁業協同組合連合会様に大変お世話になりました。いつも美味しい帆立を無理を言いながら分けていただいております。

 


私たちが「リンゴ」でお世話になっているのは、つがる、五所川原、黒石のあたりで地図で言えば少し南西のあたりになります。南西部は「リンゴ」の木だらけですが北に上がると全く「リンゴ」の木は植わっていなくて、「ホタテ」の看板だらけになり同じ青森でも随分違う印象です。 

今回の取材の陸奥(むつ)湾は、古くからほたて貝が生息しています。昔は自然発生に依存していたむつ湾のほたて貝ですが、漁獲量の激しい変動があり安定した生産を確保するために、漁業関係者の皆様、発展のために努力してこられた先人の皆様の努力で飛躍的に発展してきました。

 


 

 

帆立の養殖には、地撒き式と垂下式があります。

この養殖場では垂下式なので、ロープについている帆立を引き上げます。地撒き式は帆立は海底で泳いでいるものを漁獲するので大小様々な貝が入ってしまいますが、この垂下式では一定の大きさのものが期待できます。しかし貝に穴をあけてロープに通すのも大変で木の遠くなる作業です。

 


 

 

漁獲された帆立は、貝の殻をあけてヒモや内臓と貝柱に分けられます。

当社でいつも年末には生の帆立をいただいており、会社で一生懸命剥いてから社員一同でいただいておりますが、プロのかたの十倍以上は剥くのに時間がかかっていることがこの映像で判明しました。さすがプロは早いです。

 


 

 

いつも皆さんがお寿司などで食べている白い帆立は貝柱の部分となります。自然の甘みと濃厚な貝独特の旨味でファンも多く、生でも美味しいですがバター焼きなどにすると食感と味わいもまた変わって美味しいですね。

貝柱になった帆立は冷凍にして、計量して出荷となります。

 

 



残念ながらこの帆立は全農食品オンラインショップでは未だ販売していません。他の通信販売の得意先で販売させていただいております。フルーツも美味しいですが新鮮な魚介類も日本の美味しい恵みです。

自然があって丁寧に育てて流通してこそ、私たちの食卓にのぼるもの。大事にしていきましょう。

青森県漁連のネットショップでは購入できますので「美味しそうだ」「買ってみたい」と思われる方は是非見ていってください。

青森県漁連のネット通販 ふるさとの味

お刺身で食べられる冷蔵の「ほたて活貝」、ボイル加工したおつまみで食べられる「ソフトホタテ貝柱」、最後に紹介していた鮮度そのままに冷凍した「ほたて貝柱(冷凍)」、私の一押し「ほたてマヨネーズ(缶詰)」などなど、いかがでしょうか?



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