啓翁桜、洋ナシの女王ラ・フランス山形

今回の山形では、山形の精米工場とラ・フランス、それに啓翁桜の打ち合わせで行ってきました。

前回の精米工場の紹介は、精米工場の精米工程などをご紹介しましたので、その続きとなります。

「ラ・フランス」の生産者さんのお話も伺うことができました。

また、冬に咲かせることのできる「啓翁桜」、活気あふれる直売所「よってけポポラ」現地のおいしい蕎麦屋さんなどなど、山形に行った気になってお読みください。

ライターＭ．Ｍ

精米工場は山形県の天童市長岡でしたが、ラ・フランスや桜の取材は「ＪＡさくらんぼひがしね」にうかがいました。

天童市の北に隣接するのが東根市となります。

何やら葉っぱがいっぱい茂っていますが、これだけだと何の木かはよくわかりませんね。

実はこの木は春になると満開の花が咲く「桜」

この木は、なにの木？　さくらの樹

普段は、全国のおいしい食品を販売している全農食品ですが、年末の時期に咲く「桜」もご好評をいただいています。

桜の種類は「啓翁桜（けいおうさくら）」　普通の皆さんが知っている桜とは品種が違い、太い幹はなくて地面から枝が生えてその枝から花が咲くきます。

当社の販売は「みちのく初桜🄬」と言う名前で皆様にお届けしています。

今年はこの桜でイベントのようなこともしながら、桜を楽しんでいただける企画をやろうと「ＪＡさくらんぼひがしね　さくらセンター」で打ち合わせてきました。

詳しくは、また「たべごろnavi」とツイッターでお知らせします。

「みちのく初桜」（啓翁桜）の簡単なＰＲムービーですがどうぞ

どんな桜なのか知りたい方は（品種は普通の桜とはちがいます）

　「みちのく初桜」ってどんな桜？

出荷前のラ・フランス

山形県の秋の味覚のひとつラ・フランスも収穫の直前です。

「ＪＡさくらんぼひがしね」は、その名のとおり「さくらんぼ」で有名ですが、今は収穫が始まった「林檎」を農協では出荷しています。

私の今回の訪問では収穫直前で、１０月中旬ごろ洋ナシの中でも女王と言われるラ・フランスの収穫が始まります。

ラ・フランスは収穫したては硬くて味がしません。収穫してから、貯蔵庫で追熟させると、柔らかくなってきて香りがしはじめると、とろけるような滑らかな食感に変化します。１１月から順次お届けとなります。

出荷直前の時期ですが、今回「ＪＡさくらんぼひがしね」の梨部会部長の大江秀寿さんにお話をうかがうことができました。

園地にはリンゴやラ・フランスの木に実がたくさんついていました。一つの木にこんなになるのかと思うほどに実がついていて、やはりプロのお仕事でした。

何が一番大変かとお聞きすると収穫の時が一番大変とのこと。

収穫したリンゴやラ・フランスは、ビールケースくらいのプラスチックのコンテナに入れます。リンゴなどに比べて比重が重いので同じコンテナでもラフランスは重いので大変とのことでした。ちなみにリンゴは約17kgですがラフランスは20kgぐらいになるそうです。（大江さんの家にうかがう前に農協で林檎のコンテナを農家の方のトラックから降ろしていましたが、私はヘルニア持ちなので後輩に手伝いは任せました。）