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南津海、読めましたか?正解は、“なつみ”と読みます。
なんとなくで、読めちゃいましたかね?(^^;)
南津海は春に味わうことができる美味しい柑橘で、みかんのように見えますが、みかんではないんです。
春に花が咲いて、収穫はなんと3月!成熟期間も長いため、栽培の苦労は多い柑橘ですが、その分味わいもひとしお。
今回は、そんな南津海の産地、JAおおいたを取材してきました。ぜひ最後までお読みください。
南津海とは??
南津海は山口県生まれの柑橘です。
外観は、見てのとおり、温州みかんそっくり。ただし、樹になっている期間が長い分、味が濃いのが特徴です。
冬に色づきますが、色づいてすぐに食べても酸っぱくて美味しくはありません。色づいた後も樹上で熟度を高めて酸を抜き、収穫後にも酸味の抜け具合を確認して、調整してから出荷します。 だから南津海は美味しいんです!!
みかんがお好きな方には是非お勧めの柑橘です。
杉安さんの圃場を見せていただきました!
杉安さんは15a分の南津海を栽培しており、約4.5t収穫予定なんだそうです。3月に収穫して、JAの施設で酸味を最終調整し、4月から出荷が始まります。
また、南津海は寒さ(-3℃以下)に弱く、低温に当たって全滅したこともあるそうです。そうならないように、加温して管理しています。
南津海を栽培していて大変なのは、やはり収穫作業ですが、同じように大変なのが剪定作業。余計な枝を切って、樹を仕立てることが、翌年の収穫に向けた第一歩!
なのですが、南津海の収穫は3月。開花は5月初旬…
収穫が終わった後、休む間もなく剪定…次の花が咲くまでの限られた期間で終わらせる必要があるため、大変な作業なのだそうです。
そもそも、剪定作業は樹を一本一本しっかり見て、生長した姿を思い浮かべながら枝を落とす経験と技術が求められる大切な作業。とりあえず急いでやれば良いということではないんです。
今回杉安さんにお話を伺い、本当に頭が下がる思いでした。
3月に収穫しても5月初旬には花が咲き、次のステージが始まります。。。
JAおおいた 杉安親信さん
南津海を栽培して15年。(2023年取材時)
愛情をこめて南津海を育てているのが伝わってきました。
大分と言えば…
今回お邪魔したのは、JAおおいた。その名の通り、大分県のJAです。大分と聞いたら、別府、湯布院といった温泉を思い浮かべる方が多いですよね?大分県は県をあげて「おんせん県」をPRしているので、それもそのはず。私も温泉、大好きです。
では特産品と言えば??
私が大好きな豊後水道の関アジ・関サバなんかはひとまず置いておいて、農産物と言えば香酸柑橘の「かぼす」は有名ですね!!焼き魚に絞ったら美味しさ倍増ですし、酎ハイに絞っても最高!!
柑橘つながりでいえば、ハウスみかんや杵築の美娘(みこ)も特産品です。
夏になればみずみずしい日田の梨!
秋になれば甘くて美味しいさつまいも。
冬には、おおいた豊後牛で鍋でもいかがでしょう?
1年中美味しいですね、大分。
ちょっとだけ…と思いつつ、大分県ということで、全力で宣伝させていただきます!!
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※この記事は、2023年2月14日の現地取材に基づいて作成しました。
全農食品がご提供する12か月の頒布会「ザ・旬」では、JAおおいたの南津海をお取り扱いしています。
全農食品オンラインショップでは単品のご注文も承っております。
春の訪れとともに、ぜひ南津海をお召し上がりください!
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