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福島県は、山梨県に次いで全国第2位の桃の産地です。
主力品種はあかつき。あかつきは神奈川県平塚生まれの品種ですが、福島県で最も多く栽培されている品種です。
福島県から、最新の桃の様子をお送りします。
福島の桃の代表「あかつき」のいま (生育情報)
福島県の果樹研究所の発表では、令和5年4月5日ごろにあかつきの花が満開を迎えました。昨年より約1週間、平年よりも2週間も早い満開となりました。
※福島県は福島盆地で桃が盛んに栽培されていますが、標高差があるため、場所によって満開期は若干のずれがあるそうです。
取材した時には、実の中の種が固まる硬核期と呼ばれる時期でした。硬核期には、摘果などをして樹に刺激をあたえるのが良くないそうです。
あかつきは、満開から概ね110日で収穫できるそうなので、7月中旬から出荷が始まり、7月25日前後くらいには出荷量が多くなる見込みです。
写真①:あかつきの様子
安全・安心な桃栽培への取り組み
JAふくしま未来では、「コンフューザー®︎」という資材を使用した環境にやさしい桃栽培に取り組んでいます。
コンフューザーは「交信かく乱用性フェロモン剤」の商品名で、人工的に合成した害虫の性フェロモンを防除に応用した、新しいタイプの農業資材です。
害虫を殺すための薬剤ではなく、害虫が交尾しないようにすることで次世代の害虫発生を抑制し、その結果殺虫剤の散布回数を減らすことができます。また、コンフューザーそのものの成分も微生物等により分解されるため、環境にやさしい防除剤といえます。
コンフューザーは、一つの園地で使用すれば良いということではなく、継続して地域全体で取り組むことが望ましい資材です。
JAふくしま未来と生産者が一体となっているからこそ、このような栽培方法に取り組むことができている、ということがわかりました。
参考:信越化学工業株式会社HP
※コンフューザー®︎は、信越化学工業株式会社の登録商標です。
写真②、③:コンフューザーをつけた枝
JA全農福島 福島ベジフル館
全農食品が取り扱う福島の桃は、JAふくしま未来管内の桃を、JA全農福島の福島ベジフル館で箱詰めして出荷しております。
JAふくしま未来で選果された桃を、さらにJA全農福島で検品して箱詰めし、全国のお客様に向けて発送しております。
また、商品をより良い状態でお届けするため、他産地の果物を福島ベジフル館で最終検査・箱詰めして発送する取り組みも始めました。
品質の向上と物流の効率化に取り組み、お客様に満足していただける商品の提供に努めてまいります!
写真④:JA全農福島 福島ベジフル館
※この記事は、2023年6月5日の現地取材に基づいて作成しました。
全農食品は全国のさまざまなJAの協力のもと、美味しい農畜産物の販売に取り組んでいます。
今回は、JA全農福島・JAふくしま未来のご協力のもと、福島の桃をご紹介させていただきました。
夏の味覚、福島の桃(ミスピーチ)をぜひお楽しみください!
ご注文はこちら ⇒ 全農食品オンラインショップ(福島の桃)
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